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若い先生方へ  ―教育における先人から学ぶ―

2016/01/11 Mon

今の時代、教育機器が発達し、
授業のやり方もひと昔前とはずいぶん違い、変わってきましたね。

この冬休み、孫娘(3年生)が書初めをやりに私のところに来たので、
「学校では毛筆の時間どのような練習をしているの?」
と聞いてみたところ、
「先生も説明するけど、書き方についてはビデオを見て、
それから自分たちがそれぞれ書くの」
と話してくれました。

10年ほど前に、私が授業をしていた頃は、
水黒板を使ったり、黒板に半紙を貼ったりして、
実際に書いて見せていましたから、大きな違いです。
機器を使うとしたら、実物投影機でしょうか。
それにしてもテレビと繋いで、結局書くのは先生でしたね。

今は毛筆指導をとっても、随分便利になりましたね。

そんな時代ですから、新しい機器や教材には興味があっても
昔活躍した教育者の方が、どんな思いでどんな教育をしていたか
ということには、あまり関心を示さないかもしれません。

でも、学びの対象者は、いろいろなことを吸収して伸びていく子どもたちで、
このことは、今も昔も変わりません。

教育界ではこれまで多くの先生方が活躍されてきました。
そのような先生方は、実際に教育現場で多くの経験を積み重ね、
そこから学んだことを言葉に残してくださっています。
その言葉には参考になるものが多々あります。
たまには、そういう言葉に触れるのもいいのではないでしょうか。

今回は、「遠山啓先生」の言葉を紹介したいと思います。

この先生は、
1909年(明治42年)~1979年(昭和54年)に生きた方です。
数学者で、元東京工業大学教授。(名誉教授)
1950年頃から数学教育に関心を持つようになり
1951年(昭和26年) 数学教育協議会を結成。
数学教育の「水道方式」による計算体系を樹立し、
学校現場に大きな影響を与えました。
1973年 教育の全体をどう変えていくかをテーマに、雑誌『ひと』を創刊。

それではどうぞ。

*  *  *  *  *

「教師になろうとする人のために」

今の学校の雰囲気は決してバラ色だとはいえないと思います。
職員室で教育論をたたかわす雰囲気さえなくなったといわれています。
そういう時代に教師になろうとしている人に言いたいことは、
「平凡なことですが、子どもと共にあれ」ということです。

新しく教師になる人々にまずお願いしたいことは、
子どもの遊び相手になってほしいということです。
そして、“楽しい学校をつくれ”ということです。
学校が楽しいところになるためには、
子どもだけではなく、教師も楽しくなければなりません。
どうか、そのための努力をしてください。

子どもたちをどういう人間に育てたらいいでしょうか。
私は、「面白い人間をつくってもらいたい」と言いたいのです。
私のいう「面白い人間」とは、
度量が広く、思いやりがあり、ユーモアを解し、強いが、優しく、頼りがいのある・・・
といった広い内容を持つ人間です。

“面白い人間”をつくれるのは、人間しかありません。
しかも“面白い教師”でなければなりません。

そういう面白い教師がだんだん少なくなりつつありますが、いることはいるのです。
そういう面白い教師は、明るい顔をしています。
それはなぜでしょうか。

それは、子どもたちと一緒に楽しい学級をつくっていて、
毎日の授業の中にいつも新しいものを発見しつつあるからです。

そして、教育が
画家や作曲家の仕事に少しもひけをとらない創造的な労働であることを
知っているからです。
あなたたちも、それを知ってほしいのです。

*  *  *  *  *

いかがでしたか?

遠山先生の生きた時代を考えると、
この言葉は、少なくとも37年以上前のものになります。
でも、仰っていることは、確実に今の時代にも通用します。
このことは、教育の本質は変わらないという証なのではないかと思います。

いつの時代も、学びの対象は子どもたちです。
子どもたちにとって、授業とは、学校とは、教育とはどうあるべきかを考えて
少しでもよりよい実践ができるといいですね。


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Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中2)と女の子(小5)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。

日記は、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

また、子育て中のご家庭にも、季節感のある環境は大事です。季節感があり、いろいろな工夫を凝らした手作り掲示物を定期的にお部屋に飾ることで、子どもたちに豊かな発想や想像力が育っていきます。おひとついかがですか?興味のあるパパ・ママにも必見です。

掲示物製作活動の紹介やショップのHPは、“ようこそアイディアルームへ!”からどうぞ。リンク欄(↓)

<著書>
・「先輩ママの子育てたまてばこ」(文芸社)
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