子どもがどう考えたかを大事にしたいな。。。

2014/07/15 Tue

私はツイッターをしています。
フォローしたりされたりしている人たちの多くは教育関係者なので、
日々教育に関することを目にします。

ある時、次のようなツイートがあり、目を引きました。

【あるお母さんの相談:小2算数】
問題 2+6
2+6は12-4だから...6+6は12、4+2は6。
2と2で4、4と4で8。だから答えは 8。
どうしてこの答えに辿り着いたのか検討もつきません。
この子供はどう考えたのでしょうか? あなたの推理をお聞かせください!

これを見て、
すぐ8と答えを出していないところをみると、
この子なりの考え方があるのだろうな
と思いました。

早速、私なりに推理してみました。

2+6=12-4の部分は、数字をパッと見て、
10をたして10を引いたのではないかな…
と考えました。
2+6=2+10+6-10=12-4
でも、2年生がこんな考え方をするかな?
とも思いました。

すると、次のようなツイートが目に入ってきました。

一番リツイート(拡散)された「なぞ解き」の内容がこちらです。

色々な方が推理したのでしょう。
紹介されていたのは、現職の小学校の先生のものでした。
大学生にも分かりやすいようにと、
この問題を提起した方が、数式での説明をつけていました。

まずは、ご覧ください。

     *  *  *  

①2+6をかんたんに(?)計算するために、片方を10にしよう!
2+6 → 2+(6+4)

② でも、10をつくるために4をたしているからその分を引かなきゃ!
2+6 = 2+(6+4)–4 = 12–4

③ くり下がりがあるからかんたんに計算したいな。12を6と6に分けて考えよう!
2+6 = 2+(6+4)–4 = 12–4 = (6+6)-4

④ 6を2と4にわけてさくらんぼ計算で引き算!
2+6 = 2+(6+4)–4 = 12–4 = (6+6)–4={6+(4+2)}–4 = 6+2

⑤ 6から4を引いたら2が残った!
あとは2と残っている6を足せばよくて、6を2と4に分けて…
 2+6 = 2+(6+4)–4 = 12–4 = (6+6)–4={6+(4+2)}–4
= 6+2 = (4+2)+2= 4+4=8

すっきりしましたか?

算数が苦手な人にとっては、
小学1年生の算数のはずなのに頭がいたいかもしれませんが…。

この推理をした先生は、
「こういう子どもの試行錯誤を紐解くのはとても楽しいのです。
変な(一般的でない)やり方だから×!とするのは簡単ですが、
それではその子の理解や誤解の状況は測れません。
それは、本当にその子に応じた支援ができないことに直結します。
だから、大人の常識ではわからないプロセスほど、
しっかり見取って行くべきだと思っています。
娘さんの計算プロセスは、
久々に『子どもの本気(習った考え方を使おうとする意欲)』が見えるもので、
読み解いていてワクワクしました!
この女の子は学校でならったことを使って計算をしようとした結果、
このように解いたのではないかと思います。」
と、おっしゃっていました。

また、他の保護者の方からも
「ここまで寄り添って紐解いてくれる先生がいたら、
きっと算数好きになりますよね。そしてそれは、
現時点で出来ている/出来ていないなんかよりも、ずっと大切なこと。 
先生だけでなく保護者・生徒も含めて、
苦手な子に誰かが寄り添い続けることができる環境づくりができれば、
算数好きも増えるかもしれませんね。」
というご意見がありました。

ただ、この「推理」も
本当に正しい(女の子の解法と同じである)のかどうかは分かりません。
ぜひ、他の「推理」がございましたらご意見をお寄せください!

     *  *  *  

いかがでしたか?

今回は2+6の問題を通してでしたが、
子どもの思考にどう大人が向き合っていくのがよいのか
考えさせられましたね。

その対応ひとつで、その子を算数嫌いにしてしまうこともあり得ます。
逆に、その子の思考を受け入れ大事にしていけば、
もっと算数に興味をもち、数に対して深く考える子になるかもしれません。

私は、算数だけでなく、いろいろな場面で、
子どもたちがどう考えたのかを大事にしていけば、
多くの物事を深く考えられる子になると考えています。
子どもの考えに、耳を傾けていきたいものですね。


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はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中2)と女の子(小5)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。

日記は、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

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元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

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