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内容的にも精神的にも レベルアップした“坊主めくり”

2010/06/06 Sun

子どもの成長は、目まぐるしいですね。
私は、週1回のペースで孫たちと会いますが、
“おや?前と違っている・・”と、思うことが多々あります。
これからご紹介する“坊主めくり”のエピソードもそのひとつです。

   *    *    *    *    *

1ヶ月ほど前の休日のことです。
孫(6歳)が遊びに来ました。
その日は、久しぶりに主人が家にいました。
孫は、来るなりすぐに
「百人一首で坊主めくりをしたいな。」
と、いいました。
私は、まだ家事が残っていたので、主人が相手をしてくれました。

主人が、
「どうやるの?」
と、聞くと、孫が説明を始めました。
「あのね、ここにある百人一首を全部裏にして重ねるの。
そして、それを順番に1枚ずつめくっていくんだよ。
だけど、めくった札の絵でやり方が違ってくるから、やりながら教えてあげるね。
じゃあ、じぃじ、1枚めくっていいよ。」
「分かった。」
そういうと、主人は一番上の札をめくりました。お殿様でした。すると、孫が、
「あっ、段つきのお殿様だ!普通のお殿様は、それをもらえるだけだけど、
段つきのお殿様だったらもう1枚めくっていいんだよ。」
「そうなの。段に座っているお殿様は特別なんだね。じゃあ、もう1枚めくるよ。」
「いいよ。」

主人がめくると、それは坊主でした。
「今度は、坊主が出たよ。」
「あっ、本当だ!坊主だね。坊主が出たら、持っているものは全部出すんだよ。」
「え~、じゃあ、全部なくなっちゃうじゃない。」
と、がっかりしている主人に、
「そう。うふふ・・・」
と、孫はとっても嬉しそう。

でも、主人への説明は忘れていません。大事なことを話し始めました。
「でもね、その坊主が“蝉丸(せみまる)”だったら、みんなが出さなくちゃいけなくなるんだよ。
だから、みんなが“0枚”になるの。今のは蝉丸ではないから、じぃじが持っているものを出すだけ。」
「ふ~ん、坊主でもいろいろあるんだね。」
と、主人が感心しながらいうと、孫は、
「そうなんだよ。」
と、ちょっと得意そうに答えていました。

このようなやりとりをしながら、主人と孫の“坊主めくり対決”は進んでいきました。

家事をしながら聞いていた私が、
「随分難しい坊主めくりができるようになったのね。」
と、いうと、孫は、
「うん、学童で教えてもらったんだよ。ばぁばが教えてくれたのは簡単だったもんね。」
と、いいました。私が、
「1年生になると、坊主めくりもレベルアップするのね。」
と、いうと、にこっとしました。

今度は、孫が、お姫様をとりました。すると主人に分かるように、
「ほら、お姫様が出たでしょ。だから、さっき、じぃじが出した札を全部もらえるんだよ。」
「そうか、お姫様ってすごいんだね。」
「そうだよ。だけど、段つきのお姫様だったら、もっとすごいよ。
みんなが出した札をもらった後に、もう1枚めくれるんだから・・・。」
「なるほど!」
と、主人がいいました。

途中、主人の札が多くなったり、孫の札が多くなったりしながらゲームは進み、
めくる札も残り少なくなっていきました。
主人が優勢だったのですが、最後に来て坊主を出し、札を全部出すはめに・・・。
その後、孫が、運良くお姫様を出し、最後のどんでん返しで勝ちました。
もう、大喜びです。

今までだったら、自分が負けそうになるとずるをしそうになっていた孫は、
今日は全くずるをしませんでした。それどころか、堂々と勝ちました。
主人にやり方を教えていたので、そのチャンスがなかったのでしょうか?
いやいや、そうではなかったようです。
主人が、
「○○(孫の名前)ちゃんは、ずるひとつしないで勝ったからすごいなぁ。」
と、いうと、孫は、
「1年生だし、ずるなんてもうしないよ。」
と、いいました。

それを聞いた時、主人も私も
孫の“坊主めくり”は、内容面だけでなく精神面でもレベルアップしたことが分かり嬉しく思いました。

初めてずるなどをした時、“いけないことはいけない”と、はっきり教えることが大事です。
でも、その後は、ちょっとした言葉かけぐらいにとどめ、子どもを信じて見守っていると、
少しずつ大事なことは分かっていくものなんですね。この日の孫を見ていてそう思いました。

これからも孫たちのいろいろな成長を温かく見守っていきたいと思います。
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コメント

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お越しいただきましてありがとうございます。

お近づきの印に応援させていただきました。

今後ともよろしくお願いします。
m(_ _"m)ペコリ

コメントをありがとうございました!

あっちゃん先生

先生のブログを初めて拝見した日に、私のブログにコメントが入っていて驚きました。
お忙しいでしょうに、恐縮です。
先生のブログが多くの方に読まれていることが頷けます。

こどもたちは、ひとりひとり、持っているものが違います。
それに合わせて、大人が寄り添ってあげることは大事ですね。
先生のブログから、学ばせていただきました。

よかったら、またお越しください。
私も、先生のブログを拝見しにいきたいと思います。

NO TITLE

コメントいただきましてありがとうございます。

僕は毎日、訪問者リストを見て来ていただいた方にご挨拶させていただいています。
管理画面の左を見るとそれがありますから、是非チェックしてみてください。

ところで、50代はまだまだばぁばと呼ばせるには早いです。
ブログの雰囲気から、まだまだお若いと感じました。

また僕は、児童心理学や学習心理学や発達心理学のような認知心理学的アプローチではなく、心理学で唯一科学的な心理学「行動分析学」を何とか育児や教育に生かし、名人芸ではない正しく間違いの無い育児や教育を目指し日々がんばっています。

これからも先生にお越しいただき、忌憚の無いご意見を伺えればと思います。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ

プロフィール

ばぁば

Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中2)と女の子(小5)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。

日記は、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

また、子育て中のご家庭にも、季節感のある環境は大事です。季節感があり、いろいろな工夫を凝らした手作り掲示物を定期的にお部屋に飾ることで、子どもたちに豊かな発想や想像力が育っていきます。おひとついかがですか?興味のあるパパ・ママにも必見です。

掲示物製作活動の紹介やショップのHPは、“ようこそアイディアルームへ!”からどうぞ。リンク欄(↓)

<著書>
・「先輩ママの子育てたまてばこ」(文芸社)
・「惠子先生の教育たまてばこ」 (文芸社)

図書館にリクエストして読んでくださると嬉しいです。
ご購入の場合は、どこの本屋さんでも注文可能です。
また、ネットショップにもあります。

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