FC2ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

若い先生方へ ―教育における先人から学ぶ<その11>―

2017/12/25 Mon

教育界でこれまで活躍されてきた先生方から
学ぶものは沢山あります。

前回は「細水保宏先生」の言葉を紹介しました。
http://pocketroom.blog89.fc2.com/blog-entry-120.html

今回はの「家本芳郎先生」の言葉を紹介したいと思います。

この先生は、
1930年(昭和5年)~2006年(平成18年)に生きた方です。
公立小・中学校で約30年教師生活を送った後、研究活動に入る。
長年にわたり全国生活指導研究協議会、日本生活指導研究所の活動に参加。
全国教育文化研究所、横須賀教育文化研究所、日本群読教育の会の活動に参加。
2005年11月引退
家本芳郎の教育時評(2002年10月号)「ほんとうの学力」をめぐって

それでは、どうぞ。

* * * * *

「子どもと雑談する」

若い教師はキーボードを叩いていると
すごく教育をやったという充実感を抱くそうだ。

事務的な仕事を志向する教師が多くなり、
子どもの中に入って
一緒に遊んだりおしゃべりしたりする教師が少なくなってきた。
そのためか子どもを指示し命令することはできるが、
話し合えない教師が増えてきた。
これは話術以前の問題だ。

今、小学校で
教師の指導が成立しないケースが増えている。

小学校で学級担任を持ちあがろうとしても、
学級が荒れてしまい、一年で学級担任を交代する例が続出。
担任が話しをしているのに、
バカ笑い、おしゃべり、もの投げ、立ち歩き、けんか、怒鳴り合い
と騒然たる雰囲気で授業が成立しないのだ。

こうした時、どう学級を再建するか。

大きな声で注意しても、その注意が徹底しないのだから、
もう、一人ひとりの子どもに接触して話し込むしかない
というようになっている。

一人ひとりの子どもと話し込み、その変革を迫るという方法だ。

この実践のためには、子どもと話し合えなくてはならない。
子どもと対話や会話ができなくてはならない。

そのためには、日頃から、いろんな子どもたちと、
掃除の後や休み時間等に子どもと雑談することだ。
雑談は話題が自由だから
「子どもは何を感じ、何を考えているのか」が見えてくる。

ところが、子どもと雑談すると、
うんざりするような下品な話とか、教師の悪口とかが話題になる。
私もよく「先生、その顔でよく生きていられるじゃん」などと言われた。

しかし、
それはみんな教師と仲よくしたいメッセージだから、
話を合わせていく。
「傷つけて近寄る」これがいまの子どもたちの交わりのかたちだ。

最初は焦らずに、子どもたちのレベルに合わせて、よく聞いてやること。
そうすると40人いれば40人なりの興味と関心によって、
教師との雑談を楽しもうとしてくる。

とすれば、
どの子どもの話も、
全ていったん受けとめてやらなくてはならない。
興味をもって聞いて、聞き返すようにする。

もしも、教師の知らない話題があれば、
子どもに聞いて知識を広げるようにすればいいのだ。

子どもたちと雑談しながら仲よくなっていくと、
子どもたちは、
何に喜び、何に憂い、何に苦しみ、どう感じ、どう考えるか
少しずつわかってくる。

だから、どんな子どもとも話ができるように
沢山のチャンネルをもった教師になること。
その力がないと、
子どもと話し合うことができずに、
大声や怒鳴り声や脅かしで動かそうとしてしまう。

こうして、子どもたちのレベルを共有しながら、
教師の考えるレベルへと引き寄せてくればよいのだ。

* * * * *

いかがでしたか?

休み時間に一緒に遊んだり、
給食の時間に一緒に食べたりしていると、
自然に色々なお話が出てきます。

子どもたちが本音を見せるのは
リラックスしているこんな時間かもしれませんね。
授業中とはまた違った姿を見ることができ、
結構楽しいですよ。

○○君にはそんな特技があったんだあ
○○ちゃんって本当に妹思いの優しいお姉ちゃんなんだなあ
○○君は犬を飼っていて面倒見のいい子なんだなあ
○○ちゃんはいろいろなことについて随分深く考えているんだなあ
等々、その子を深く知る機会になるのです。
と同時に、子どもたちにとっては、
先生のことを知るよい機会となっています。

ですから、雑談は、
子どもたちとの信頼関係を築く上で、
必要な要素の1つといえるでしょう。



ブログランキングに登録しています。
ご協力お願いします。↓

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

ばぁば

Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中3)と女の子(小6)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。(孫たちは息子の仕事の関係で昨年10月から海外で生活しています)

このブログは、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

* * * * * * * * * * * * * * *

<著書>
・「先輩ママの子育てたまてばこ」(文芸社)
・「惠子先生の教育たまてばこ」 (文芸社)

図書館にリクエストして読んでくださると嬉しいです。
ご購入の場合は、どこの本屋さんでも注文可能です。
また、ネットショップにもあります。

電子書籍でも好評販売中!
・Amazon Kindle ストア
・楽天Kobo電子書籍ストア

* * * * * * * * * * * * * * *

元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

また、子育て中のご家庭にも、季節感のある環境は大事です。季節感があり、いろいろな工夫を凝らした手作り掲示物を定期的にお部屋に飾ることで、子どもたちに豊かな発想や想像力が育っていきます。おひとついかがですか?興味のあるパパ・ママにも必見です。

掲示物製作活動の紹介やショップのHPは、
下記のリンク欄からどうぞ!

* * * * * * * * * * * * * * *

リンク
FC2カウンター
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。