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若い先生方へ ―教育における先人から学ぶ<その7>―

2017/11/30 Thu

教育界でこれまで活躍されてきた先生方から
学ぶものは沢山あります。

前回は「有村久春先生」の言葉を紹介しました。
http://pocketroom.blog89.fc2.com/blog-entry-112.html

今回は「服部仲範先生」の言葉を紹介したいと思います。

この先生は、
1931年生まれ
慶應義塾大学経済学部(通信教育部)卒業
1951年千歳市立幌加中学校助教諭、教職の道に進む
1992年札幌市立拓北小学校定年退職

それでは、どうぞ。

* * * * *

「落ちこぼれや仲間はずれをつくらない学級運営が学級の子ども全体の成長につながる」

私はいつも、
クラスの中で一番勉強の遅れていると思われている子ども、
クラスの仲間から、はずれそうになっている子ども
に視点を置いて、学級運営を進めてきた。
 
学級の全ての子どもにきちんとした学力をつける。
これは教師の義務。
遅れた子どもをそのままにしておくことは、
教師の「落ちこぼし」だ。

学級の中で、
仲間からはずれそうになっている子どもがいることは、
学級の中に民主主義が実現していないからである。
そういう学級であれば必ず学級の中に亀裂があり、
やがていじめが生まれる。

民主的な学級をつくっていくこと。
これは私が若いころ
作文教育の秀れた実践家であった小西健二郎の
「学級革命」の本や講演で感激して、
自分もそういう素晴らしい学級をつくろうと努力をしてきた。

実践を続けていく中でわかってきたことは、
学級の中で、
勉強の一番できないと思われている子どもが意欲を持って頑張りだすと
学級全体の士気が上がりみんなも頑張りだす。
またその子が少しでもよい成績を取ると、
学級全体の子どもたちの勉強に対する熱が高まっていくということ。

学級の中に民主主義の考え方が育っていくと、
学級の中でお互いのよさを認め合い、
学級全体が民主的なあたたかい雰囲気になっていく。
そういうことを幾度か経験してきた。
 
まだ教師経験の浅い頃
「特定の子にばかり力を入れていると、
学級全体の勉強は進まないのではないですか」
と保護者に言われたことがあった。
また、仲間はずれになりかけていた子の問題を
学級の問題として解決をはかろうとしたが、
学級懇談会で批判されたこともあった。
 
そんな失敗の中で学んできたことは
「問題があるとされている子や、
勉強の遅れている子をよくしていくことが、
結局、学級の子ども全体の成長につながる」ことを、
学級の子どもたちや、保護者にもわかるような学級経営を
していかなければならないということであった。

* * * * *

いかがでしたか?

子どもたちにとって、
毎日生活をしている学級の居心地が悪かったら、
勉強にも身が入らないと思います。

学級の中でお互いのよさを認め合え、
誰もがその学級に居場所があること、
それは大事なことです。

子どもの「いじめ」や「自殺」等が、大きな社会問題となっている日本。
日本中のどの学校もどの学級も
民主主義の考え方が育っていくようになるといいですね。



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ばぁば

Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中3)と女の子(小6)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。(孫たちは息子の仕事の関係で昨年10月から海外で生活しています)

このブログは、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

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・「先輩ママの子育てたまてばこ」(文芸社)
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