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『保健室の下着』を通して見えるもの

2013/02/26 Tue

「保健室の下着」と言えば、
多くの子どもたちがお世話になったことを思い出します。

学校では、何があるか分かりません。
遊びに夢中でトイレに間に合わなかったとか、
急にお腹が痛くなって粗相をしてしまったとか、
いろいろあります。
小さい子なら尚更です。

私の子どもも、低学年の時におもらしをしてしまい、
お世話になりました。

共働きでしたので、
近くにある学童クラブには着替えを置いてありましたが、
学校にはなかったので、本当に助かりました。
子どもは、新しいものを貸して頂き、
それをはいて帰って来ました。
「保健室にあって、有りがたかったね。」
と感謝したものです。

勿論、保健室の予備の下着が
1つなくなってしまったのですから
お返ししなければなりません。

下着ですから、いくら洗ったものとはいえ、
人がはいたものは嫌ですから、
次に使う子のことを考え、新品を返します。
当たり前のことと思っていました。

ついこの間までは。。。

というのは、
先日ツイッターをしていたら、
えっ?と思うような話が目について、
その方とやり取りしているうちに
実情が分かったからです。

まあ、どんな話だったかお読みください。

     *     *

まずは、保健室の先生(以下A先生とします)のツイートから始まります。

職員室の話。中学年の男の子がおしっこをちびってしまい、担任は「保健室でパンツを貸してくれるよ」と言ったのに、自分の好きな柄じゃないと困る!と断りました。その彼、テストが早く終わったので、「乾かしていい?」と窓際でお日様に向けてお尻をつきだして乾かしたそうな。

これを読んで、私は、
おしっこをちびってしまったことを、クラスのみんなは知ってしまったの?
ということと
今の子は自分の好きな柄じゃないと、保健室の下着ははかないんだ!
ということにびっくりしました。

そこで、次のような返信をしました。

→難しいことですが、こういうデリケートなことは、教師の対応が大事ですよね。詳しい内容がわからないので、きっといろいろな事情があったのだろうと思いますが、テスト後のその子の行動を知り、クラスのみんなが知ってしまったのかなと、ちょっと心配になりました。

するとA先生から

テストの前だったそうです。でも学級経営が素晴らしい先生で、ご心配されている点は大丈夫だったようです。みんなも、そうなんだあという感じで汚いとか変とかというのはなかったようです。

私は、(取り越し苦労かもしれませんが、)
今はよくても、こういうことはみんな意外と覚えているもので、先々、
「○○くんは、○年生の時おしっこをちびったんだよなあ~」
なんて言われたらかわいそうだから、
できるだけみんなに分からないようにするのが担任の役割だと思い、
次のような返信をしました。

→そうでしたか。お子さん自身が大丈夫なら良かったです。かつて私が担任だった時は、できるだけ他の子に気づかれないようにそっと保健室に連れて行っていたので…。それでも分かってしまった時は、必ず「人間なら誰にでも起こること。先生にも…」という話をしました。

すると、A先生から

担任も一緒に連れてきたらよかったですね。少しだけだし、あと1時間だからと我慢してしまったようです。家庭の負担(新しいものを購入して返す)も考えてしまったかもしれません。以前、買って返すことで母親に怒られた子は絶対に借りないと拒否した子もいました。

という返信が来ました。

どうやら、今は、みんなに分からないようにそっと連れてくる担任は、
少ないようだと思いました。

というより、
「保健室に下着があるから自分で行きなさい。」というのが主流なのでしょう。
それにしても、ぬれたままでいるのはよくないので、
保健室の下着が嫌な子は、自分の下着を常に持っていれば解決すると思い、
そのことについて書いて送りました。

→かつて私の子ども(低学年の時)も保健室にお世話になり、保健室の下着で助かりましたが、今は違う理由でその役目が果たせないとは…。でも何が起こるか分からないので、学校の下着が嫌な場合は、体育着入れに自分のものを1枚入れておくようにして頂いたらどうでしょう。

すると、この提案に対し、A先生から次のような返信がありました。

新しいものを返却するようにプリントをつけても、洗って返す方も多いので、入学説明会でもしおりに載せました。「保健室でも貸し出すし、ランドセルに入れていると安心ですよ。」とお話しました。家の子もランドセルに入れていますよ。

どこの学校も、このパンツ問題はあるかもしれません。なかなか返却されず、自腹で買っている話も聞きますし、私も以前そうでした。前々回のツイートの子は1年生の時に下着が返ってこないので、何度も担任が督促したそうです。(その時に親から怒られた記憶があり)

高学年になって初経が学校であった時、新しい下着とナプキンをつけさせたのですが、学校で始まったことや返却について連絡帳に書いたら、そのページを破ったんです。怒られた記憶が甦ったのでしょうか、下着どころかナプキンもその場で脱ぎ、帰宅してしまいました。 

母子関係など、いろいろなことを考えさせられましたね…。そういった子は少数かもしれませんが家庭の背景が下着1枚でも見えてくるのかもしれないです。 おわり。

というものでした。

     *     *

私は、自分が考えてもいなかった、知らない実情をたくさん知り、
A先生も大変なんだなあとつくづく思いました。

きっと、A先生だけでなく、
日本中の保健室の先生が、大なり小なり
同じ思いをなさっているのでしょう。

学校としては、子どもたちが困らないようにと、
できるだけのことをしているのに、
うまくいかないことは本当に残念なことです。

社会的な問題になっている「給食費未払い」と
感覚的に似ている気もしました。

私は、自分の子どもを育てた頃と
いろいろな意味で、違ってきているなと感じました。

そして、A先生の
「家庭の背景が下着1枚でも見えてくる」
という言葉が心に強く残りました。

みなさんは、どう感じられましたか?
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プロフィール

ばぁば

Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中2)と女の子(小5)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。

日記は、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

また、子育て中のご家庭にも、季節感のある環境は大事です。季節感があり、いろいろな工夫を凝らした手作り掲示物を定期的にお部屋に飾ることで、子どもたちに豊かな発想や想像力が育っていきます。おひとついかがですか?興味のあるパパ・ママにも必見です。

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