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機会を捉えて戦争の話をしよう‏

2010/08/24 Tue

8月15日は、65回目の終戦の日でした。
朝から、テレビは戦争についての内容がほとんどで、
いろんな方の体験談も放映されていました。

いつ死ぬか分からない恐怖は、味わった者でなければわからない。
戦争を体験した人でなければ、本当の悲惨さは分からないだろうと思います。

Aさんのお父様は被爆者で、いろいろなところへ行っては、
その体験談を話す講演活動をしていました。
ところが、ご高齢のため昨年亡くなられてしまったのです。
お父様が亡くなられたので、もちろん講演はできなくなりました。
Aさんは、自分がそれを引き継いでいこうとは全く考えませんでした。
戦争体験者ではないので、体験談を話すことはできないからです。
ですから、この時点で、活動はなくなりました。

ところが、お父様が行かれていた講演先の高校の生徒たちが、
立ち上がったのです。
もう、先生からお話をお聞きすることはできないのなら、
今度は自分たちが、今まで聞いてきたことを話していこう・・・と。

それを聞いたAさんが、刺激を受け、
自分も父が話していたことを伝えていくのならできるのではないか
と思い直し、活動を始めました。
今、お父様から聞いた戦争の悲惨さを多くの方に伝えています。

Aさんのお父様は、被爆者ですが、
戦地に赴いて恐怖を味わった人もたくさんいます。

一度、総員玉砕で出撃したら、全員死ななければならない。
生きて帰って来られたら、本当なら命あることを喜ぶはずなのに、
当時は、生きて帰ることは恥で、許されなかったとか。
責任を取って自決するか、次の出撃の時、先頭に立って戦うことになるのです。
命は尊いはずなのに・・・。
戦争は、人が人でなくなってしまう恐ろしいものなのです。

戦後65年も経つと、戦争を知らない人の方が多くなってきます。
だからこそ、戦争の悲惨さを語り継がなくてはならないと強く思います。
戦争ほど無意味なものはないのですから・・・。
私も、Aさんのように語り継いでいきたいと考えています。

     *   *   *   *   *

5月の頃こんなことがありました。

孫が来るといつも一緒に遊んで過ごすのですが、
その日は、たまたま夕方までいたので、
主人がつけたテレビニュースを一緒に視ることになりました。

画面に衝撃的な写真が映し出されました。
長崎で被爆した谷口稜曄(すみてる)さん(81歳)が、
国連本部で開かれた核不拡散条約再検討会議で、
演説をしている時に掲げた写真です。
大やけどを負って、背中が真っ赤にただれているものでした。
当時17歳、長崎の爆心地から1.8kmのところで、自転車で走っていて被爆し、
背中を焼かれ、1年9ヶ月間、腹ばいで身動きできなかったそうです。
現在まで手術を繰り返してきたことを語っていました。

孫(当時6歳)は、その写真を見てびっくりした顔をし、
「あの人はどうしたの?」
と、聞きました。主人がちょっと席を外していたので、私が、
「戦争中、アメリカに原子爆弾を落とされて、大やけどをしたのよ。
原子爆弾はすごい力があって、一度にたくさんの人を殺すことができるの。
日本は、この爆弾を広島と長崎の2ヶ所に落とされて、たくさんの人が亡くなり、
この人のように、大けがをした人もたくさんたくさん出たのよ。
もちろん回りの建物などは、爆発でなくなったり壊れたりしたのよ。」
と、説明しました。すると、孫は、
「えっ、どうしてそんなことをするの?」
と、聞いてきました。
「戦争をしていたからよ。アメリカにとって、日本は敵だから、やっつけるのよ。
そのためには多くの人を殺した方が勝てるでしょ。だから、力の強い爆弾を使ったの。
でもね、この爆弾を落とされた国は、今まで、日本だけなの。
だから、テレビに出ているおじさんは、
自分が大けがをしたときの写真を外国の人に見せて、
原子爆弾は恐いものだから、二度と使わないようにしましょうといっているのよ。」
と、話しました。それを聞いた孫は、
「自分の国が落とされたら嫌なはずなのに、何でやるんだろう。
自分がされて嫌なことは、他の人も嫌なのに・・・」
と、いいました。
「そうよね。みんながそういう風に思えば、戦争なんかしないですむのにね。」
と、私がいうと、孫が続けました。
「僕なんて、昔からパパやママに、自分が嫌なことは人にしてはいけませんって
ずっといわれているんだよ。だから、そういうことはしないのに。
どうして戦争なんかするんだろう。」
と。

主人と私は、それを聞いて、
まだ6歳なのに、“昔からずっといわれている”という表現には笑ってしまいましたが、
息子夫婦に大事なことを教わっていることを知り、安心しました。

とはいっても、それが本当に守られているわけではありません。
たまに妹に嫌がることをしているところを見ますから・・・。
でも、大事なことが分かっているので、成長と共に、
これからそれが少しずつ直っていくことでしょう。
いろいろな面で実行できるように、見守っていきたいと思います。

それから、戦争の悲惨さについても、年齢に応じた話をしていきたいと思います。
谷口さんの演説の締めくくりの言葉
「ノーモア・広島 ノーモア・長崎 ノーモア・被爆者」を実現するために。
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プロフィール

ばぁば

Author:ばぁば
はじめまして!ばぁばです。

ふたりの孫 男の子(中2)と女の子(小5)がいます。幼児期の頃の言動は、とても自然で可愛いく、見ているだけで癒されましたが、どんどん大きくなり、最近は、一人の人間としていろいろなことを吸収し、考えを深めている姿に圧倒されることもあります。そんな孫たちとの触れ合いを大事にし、成長を見守っています。

日記は、時間の取れる時に書いています。なかなか更新できない時もありますが、是非ご覧ください。

元小学校教員の経験を生かし、オリジナル教材や掲示物を手作りして販売しています。日頃の教室環境(掲示)を充実させたいとお考えのお忙しい先生方には必見です。

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